弊社では200を超える個体を扱ってきたPierre GuaicheのTulipe Chairです。
今回は以前にご購入頂いたお客様からご相談を頂いたことから始まりました。
•冬が少し寒いので布張りにしたい。
•けれども通常のフルカバーの布張りではアルミニウムの表面が見えないので、季節によって取り外せたら嬉しい。
弊社と職人と試行錯誤を繰り返しながらパターンを描いての繰り返し。捨て生地(本番の生地ではなく)で何度も微調整と工夫をしながら、世界に一つだけの着脱可能なカバーを製作しました。しかもこのカバー、Tulipe Chairの個性である穴部分をしっかり見せるだけでなく、裏側はアルミニウムが見えるように製作しました。
細かい部分はお伝え出来ませんが、かなりの時間と根気が必要でした。
生地はKvadratのRaf Simonsによるデザイン、Atomという生地です。
仕上がった個体を見えると本当に素敵な1脚です。
