今日は大変珍しいお品をご紹介したいと思います。
Rene Jean Caillette(レネ ジャン カイエ)のFRPチェア
ピエールガーリッシュなどと同時期の1950年代、フランスでは様々なデザイナーがFRPを使い、新たなデザインを目指していました。
シャルロットペリアンやジャンプルーヴェ、アンドレモットー、ピエールガーリッシュらと毎年開かれるサロンにて新作の家具を発表していたことでも知られています。
写真はRene Jean Picardとの比較。名前もとっても似ていますが、別人です!
こちらはイームズのコントラクトテーブルに合わせてみたお写真。
ガーリッシュのアルミチェアとの相性も抜群。
やはり同じフランスの同年代のデザイナーなので、脚の繊細さと座面部分の柔らかな丸みを帯びたフォルムが素敵です。
例えば複数脚の椅子をお部屋に置く際、一つのデザインでコーディネートするのも良いですが、同年代の表情の少し異なる椅子をいくつか配置してあげることで、統一感のあるミックス感が演出できます。